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諏訪のあれこれ

諏訪の民話・伝説

神様の恋の通い道『御神渡り』

―今はむかし、遠い遠い神代のことです。
諏訪湖の南にある諏訪大社の本宮に、男神と女神の夫婦の神様が仲むつまじく暮らしていました。
神様のお名前は、男神が『たけみなかたのみこと(建御名方命)』、女神は『やさかとめのみこと(八坂刀売命)』といいました。

しかし、穏やかな日ばかりが続いていたわけではありません。
強風や大雨だけでなく、夏にも雪が降るような日もあり、わずかしか農作物が採れない年が何年も続きました。

そんなある日、「荒れるお天気を治めるため、諏訪湖の北に新しい宮を造りました。
八坂刀売命はその宮をお守りするように」と天の声がしました。新しい宮は、『秋宮』といいました。


天の声には逆らえません。八坂刀売命は建御名方命との別れを惜しみながら秋宮に行くことになりました。
このとき八坂刀売命は、毎日お化粧に使っていた、本宮のそばに湧き出す温泉を持っていくことにしました。

一行は途中でひと休みし、いざ出発のとき、はずみで器に入れた温泉がこぼれてしまいました。
ちょうどそこは、諏訪の『こわた』という場所でした。
(現在、諏訪市の小和田にある温泉は、このときしみ込んだ女神の温泉が湧き出したものだ、といわれています。)

今度は温泉がこぼれないように、綿で温泉の入った器をおおい、秋宮に向かいました。
ようやく秋宮に着き、器をおおっていた、温泉で濡れた綿をかたわらに置いたところ、そこから温泉が湧き出しました。

綿にしみ込んだ温泉から湧き出した温泉ということで、後世の人たちはこの温泉を、『綿の湯』と呼ぶようになったということです。

一方、本宮に一人残された建御名方命は、毎日がさみしくてたまりません。
本宮での仕事を早々に片づけると、三日に一度くらいの割合で、秋宮にいる八坂刀売命に、舟で諏訪湖を渡って会いにいきました。
しかし、冬は厚い氷が張って舟が使えません。
しかたなく、遠回りになる湖岸を歩いて通っていました。

それはそれは寒い日が続いたある朝、諏訪湖には全面に氷が張っていました。建御名方命はおそるおそる氷の上に乗ってみました。
けれど氷は厚く、びくともしません。そこで近道をしようと、思い切って氷の上を歩き出しました。

建御名方命はようやく岸にたどり着き、ほっとして後ろを振り返ったそのとき、バリバリバリッという、雷のようなものすごい音がしました。
建御名方命の歩いてきた湖の氷が、一メートル以上も盛り上がっていたのです。

それから、毎冬、氷点下の寒い日が続くと、諏訪湖の氷が盛り上がる現象が見られました。
人々はそれを、建御名方命が渡った道筋、『御神渡り』と名づけ、八坂刀売命に会いにいった<恋の通い道>とうわさし合いました。

お話:伊奈 嘉門


諏訪大社七不思議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/23 12:56 UTC 版)

諏訪大社七不思議(すわたいしゃななふしぎ)とは、諏訪大社で言い伝えられている七不思議の事です。
単に「諏訪の七不思議」とも言われます。
一般に七不思議と言うと怪談話がイメージされる場合がありますが、あくまで不思議な現象や事柄を扱った内容で怪談とは区別されます。
ここでは、上社に伝わる七不思議を紹介します。

元朝の蛙狩り
 
蛙狩神事において、御手洗川の氷を割ると必ず2、3匹のカエルが現れる。蛙狩神事そのものを指すこともある。

高野の耳裂鹿
 
御頭祭では神前に75頭の鹿の頭を供えたが、毎年必ず1頭は耳の裂けた鹿がいたという。

葛井の清池
 
茅野市・葛井神社の池に、上社で1年使用された道具や供物を大晦日の夜に沈めると、元旦に遠州(静岡県)の佐奈岐池に浮く。

宝殿の天滴
 
どんなに晴天が続いても上社宝殿の屋根の穴からは1日3粒の水滴が落ちてくる。日照りの際には、この水滴を青竹に入れて雨乞いすると必ず雨が降ったと言われる。

御神渡
 
『諏訪を楽しむ』内の"諏訪の自然"参照

御作田の早稲
 
藤島社の御作田は6月30日に田植えをしても7月下旬には収穫できたと言う。6月30日の田植え神事そのものを指すこともある。下社とは厳密には違う。

穂屋野の三光
 
御射山祭の当日は、必ず太陽・月・星の光が同時に見えると言う。



諏訪の方言

言葉・表現 意味 用例 用例意味
どうい(う)でぇ どうしたの? こんなに汚してどういでぇ こんなに汚してどうしたの?
へぇ おい・もう
(後の言葉により変化します)
へぇ、おめさん
へぇ、だめだ
おい、お前さん
もう、だめだ
ゴタっ小僧/ゴタ いたずら坊主・いたずら このゴタっ小僧!
ゴタばっかだめだぞ
このいたずら坊主!
いたずらばかりだめだぞ
前で/めぇで 『前』の意味 もっと前でのほうだで
はぁるかめぇでの事だで
もうちょっと前のほうだよ
遥か前の事だよ
ごしたい 疲れた へぇ、ごしたくてしょうがないやぇ もう、疲れてしょうがないよ
ずら 〜でしょ? ほうずら? そうでしょ?
なから 大体・ほとんど なから終わったら 大体終わったでしょ
くれる あげる これくれてやるわ これあげるよ

いただきまいした

ごちそうさまでした
めた ひっきりなしに・たくさん めた食えやぇ たくさんたべなよ
けぇる 帰る・返る・変える そろそろけぇるだ そろそろ帰るよ
ずく やる気 ずくなしだねぇ やる気がないねぇ
かう しめる ボタンかってないでぇ? ボタンしめてないよ?

諏訪の方言でわりと使用頻度が高いものをいくつかご紹介してみました。
ここでご紹介した方言以外にも諏訪弁は実は奥深く、諏訪に長く生活しているお年寄りの諏訪弁は時としてわからないものもあります。
ちなみに、この地方の方言の特色の一つとして、『〜ない』が『〜ねぇ』に変化する言葉がかなり多いです。
例えば、『行けねぇ(行かない)』、『やらねぇ(やらない)』など。
前途の「前で」や「おめ(え)さん」など、“ま”が“め”に変化している言葉も多いのも特徴です。
また、諏訪人の話し方は荒っぽく、きつく感じる言い方が多い為会話を初めて聞く方にはケンカかと勘違いされてしまう事もあります。
そんな諏訪の方言ですが時代の流れと共に最近では若い人はあまり使わなくなっている様で、この土地ならではの言葉が少なくなっていってしまうのは少し寂しい感じもします。


諏訪の郷土料理

信州のうまいもの
うなぎの蒲焼

うなぎの蒲焼

諏訪地方のご馳走のひとつにうなぎの蒲焼があります。
湖のある諏訪地方は、昔から淡水魚食が充実しています。
うなぎの美味しいお店がたくさんありますよ!

ちなみにうなぎの骨の揚げたものも香ばしさと甘辛いタレがマッチして美味しいです。酒の肴にピッタリ!

鯉の旨煮(甘露煮)

鯉の旨煮(甘露煮)

諏訪の淡水魚食で忘れてならないのが鯉料理です。
鯉は高タンパク低カロリーな滋養食材として知られます。
甘辛い煮付のほか「鯉こく」(みそ汁)、からし酢味噌で食べる「あらい」(湯で洗い、冷水で締めた刺身)が有名です。
わかさぎ甘露煮

わかさぎ甘露煮

諏訪湖のわかさぎは、現在、採卵から放流まで、大切に管理されています。
卵は各地の湖に出荷されているので、全国で諏訪湖産のわかさぎが愛されているのです。
天ぷら、フライ、マリネも人気。
甘露煮をギュッとかみ締めると旨さが口いっぱいに広がります。
ニジマス塩焼き

ニジマスの塩焼き

川魚屋さんへ行くと、踊るような姿で美味しそうに焼けたニジマスが売っていて、思わず食べたくなります。
淡白ですが、風味が良く、皮も香ばしくて旨いのです。
頭の方まで身がぎっしりあるのも嬉しい。
信州そば

信州そば

江戸の昔から、信州のそばは旨いと言われていたそうです。
(寒冷で痩せた地ほど良いそばが育つのだそう)
色黒の田舎そばから色白の更科まで、諏訪地方には本格手打ちそばの名店がたくさんあります。
ごひいきのお店を探してはいかが?
馬刺し

馬刺し

川魚やそばと並んで、馬刺しも諏訪地方の名物です。
きれいな真紅の馬刺しに、醤油をつけて食べますが、お好みでおろしにんにくやおろししょうがを載せます。
臭みは無く、しっとりとした冷たい口当たりが何とも旨いのです。
野沢菜漬け

お葉漬け(野沢菜漬け)

信州人のお茶請けは漬物だ、という話はご存知の方が多いはず。
各家庭に木の樽があって、その樽についた酵母がそれぞれの家の味を醸し出していました。
漬けて何ヶ月もたつと酸味が出て、それがまた旨いのです。
古漬けを刻んでご飯に載せる、炒めるのはオーソドックス。
みそ汁に入れる人も。
塩イカの和え物

塩イカの和え物

海の無いこの地では、昔から塩漬けのイカを貴重な海の味として食してきました。
県外に移住した諏訪人も、塩イカは故郷を思い出す懐かしい味なのだそうです。
塩抜きをして細く切った塩イカを、新鮮なキャベツやきゅうり、ミョウガなどと和えて食べます。
冷たくさっぱりした夏の味です。
瓜もみ(きゅうりの粕もみ)

瓜もみ(きゅうりの粕もみ)

水のおいしい諏訪地方は、酒どころでもあります。
日本酒の製造過程で出る酒粕は、甘酒や漬物、粕汁など菓子や料理に使われます。
夏には砂糖や塩で甘く味付けした酒粕をきゅうりと和えて、冷やして食べます。
お茶請けにも。
天寄せ(寒天)

天寄せ(寒天)

諏訪地方は寒天の産地です。
フルーツをたっぷり入れてお茶菓子にしたり、珍しいところでは、マヨネーズ風味のサラダを固めるなど、おかず料理としてもバリエーションは無限。
この地では、ブームに関係なく身近な食材です。
※ピンクは赤じそジュースの色、 下は、生姜と三温糖の寒天。  
のた餅(ずんだ餅)

のた餅(ずんだ餅)

枝豆の採れる夏に欠かせない味。
ゆでた枝豆を粗くつぶし、砂糖・塩を混ぜただけのシンプルなものを、餅などにまぶして食べます。
好きな人は、ご飯にのっけて食べます。
これを食べると「夏だなぁ」と思う方も多いはず。
カリンの砂糖漬け

カリンの砂糖漬け

諏訪湖のほとりにかりん並木がある諏訪市。(品種はマルメロ)
素晴らしい芳香がありますが、そのままでは硬くて渋くて食べられません。
右側はシロップ漬け、左側は砂糖漬けです。
おいしいだけでなく、のどにも良いことで知られています。
諏訪湖豆(中央食品)

諏訪湖豆(中央食品)

炒った大豆のまわりをきめ細かな砂糖でぐるりとコーティングしただけのシンプルさ。
ポリポリカリカリ、食べ始めるととまらなくなってしまう危険なお菓子。
昔も今も変わらない、伝統のこのお菓子には、隠れファンが多いのです。
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